peak design キャプチャーV3 をレビュー

日本でもすでに発売が開始されているpeak designのキャプチャーV3を約1ヶ月程度使用したのでレビューしていきます。

一つ前のモデルのレビューとV3の製品概要はこちら。

peak design capture Pro(キャプチャーPro)をカバンにつけてみた

2017年12月14日

peak design スライド Liteとキャプチャー V3を購入しました

2017年12月13日

キャプチャーV3 の開封

開封してすぐ、今までのキャプチャーよりも小さいことがわかります。
中でアイテムが移動sてしまわないようにしっかりと針金で止めてあります。

付属品を確認

  • キャプチャーV3 本体
  • キャプチャーV3 取り付け用ネジ2種類
  • カメラ取り付け用プレート
  • 六角レンチ
  • シール
  • peak designのロゴ入り袋

今回からロゴ入りの袋が少し変わりました。
今までのものよりも丈夫な素材になったのでバッグなどに入れやすいです。

細部をチェック

 

ロック機構がよりスムーズに

こちらがロックされていない状態。
この出っ張りを押すとカメラを取り外すことができます。

こちらがロック状態。
今までよりも確実にロックされた感じがします。
角が滑らかになったので操作して指が痛くなることもありません。

ネジを外して分解

本体と同色のネジを取り外して取り付けの準備をします。

ネジを取り外し上下を並べた状態です。
カバンやベルトなどに触れる部分はゴム素材になり滑りづらくなりました。
今までもキャプチャーがずれたことはありませんでしたが、よりガッチリホールドされるようになりました。

裏面
適度に肉抜きすることで軽量化しているのでしょうか。
頑丈さチェックのために思いっきり両手で捻りましたがビクともしませんでした。

付属するネジは2種類

手で回しやすく全長が短めのネジと、六角レンチで回す長めのネジが付属しています。
これである程度の厚さがあるものにも付属品だけで対応できます。

それぞれネジ上面の大きさが違います。

V3 を新旧比較

本体を比較

右側:V2、左側:V3

カメラ取り付け部品、バックレートともに並べるとかなり小型化されていることがわかります。
特に横幅が相当小さくなっています。

厚さを比較

右側:V3、左側:V2

平らにして撮影するため、V3はネジを奥まで締め付けていませんが、明らかに薄くなっていることがわかります。
V2をカバンに取り付けた際に若干の大げさ感がありましたが、薄くなったおかげで緩和されそうです。

プレートの比較

右側:V2、左側:V3

こちらもかなり薄型になっています。
光沢を抑えめな仕上がりになりカメラとの一体感も高まりました。
ネジを通す部分も前後に遊びがあるので、使用するカメラに合わせてベストな位置で固定できるようになりました。

付属ネジの比較

若干ではありますがネジ上面が薄くなり、直径が大きくなっています。
手で取り付ける場合は問題ありませんが、純正のキャプチャーツール CT-1を使用した場合は少々苦労することになります。
(多分、今回のモデルからは使う人はあまりいないと思うので実際には問題なならなさそうです)

エブリデイメッセンジャーに取り付け

それではエブリデイメッセンジャ(Everyday Messenger)へ取り付けて行きます。

まずはお世話になったV2を取り外し・・・

ガッチガチに締め付けて止めていたので結構跡が残りました。
ここにV3を装着していきます。

バックプレートをセットします。
エブリデイメッセンジャーの取り付け部分にピッタリとはまる大きさです。
おそらくすべてのpeak design製バッグでピッタリサイズになるようにデザインされているのではないでしょうか。

ネジを片方だけ止めて位置を確認します。
この時点ですでに「買い替えてよかった」と思えるくらいバッグとの一体感があります。

位置が決まったのでもう片方のネジも締めていきます。

ここでキャプチャーツールCT-1を使用してガッチガチに締めようと思ったのですが・・・
ネジの上面が大きくなっているため上手くハマりません!
無理やり締め付けて双方にダメージを与えるのも勿体無いので指で締め付けます。

指で締め付けて強度は大丈夫か?と心配になりましたが、まずズレることは無いだろうというくらい固定できました。
フラグシップ機に大玉レンズを付けても問題なさそうです。

どのように装着されるか確認するためにカメラ側のプレートだけ取り付けてみました。
V2よりも明らかにスムーズに装着することができます。
印象としては全くの別物といっていいレベルの完成度の上がり具合です。

V3 をV2と比較して

  • 全体的にコンパクトになった
  • 軽くなった
  • 頑丈さが上がった気がする
  • ネジを締めやすくなった
  • バックプレートの接触部分がゴムになり滑りづらくなった
  • プレートが薄くなった
  • カメラの着脱がかなりスムーズになった

V2とV3を色々と比較してみましたが2,3世代分くらいの進化をしている印象があります。
正直、めちゃくちゃ良くなりました。ストレスフリーです。

約一ヶ月使用して

V2と比較して良かった部分とは別に、日々使っていて感じたことを書き出してみます。

良かったこと

  • 滑らかな曲線が多くなったお陰でものがカメラをつけていない状態のときにものが引っかかりづらくなった
  • カバンに取り付けたときにコンパクトになったお陰でふとした瞬間に身体に当たることが無くなった
  • 着脱がスムーズになったことで、気軽にカメラをカバンにセットするようになり、腕への負担が減った
  • デザインがシンプルで主張しすぎないので普段使いしやすい(重要)

悪かったこと

  • キャプチャーツールCT-1が使えなかった

悪かったことは半分あてつけみたいなことですが、それぐらい今のところ悪かったことが見つかりませんでした。
V2を使っている方もV3にするメリットはかなりあります。
まだキャプチャーを使用したことが無い方はぜひ一度試してみてほしいです。
明らかに今までよりもカメラを持ち出す機会が増えました。